女性の薄毛の原因は生活習慣の乱れとストレス
普段は気づかなかった髪の状態でも、シャンプーをしているときに指にまとわりつく髪の多さ、それに、洗髪後の濡れた状態で鏡を見たときに、ドキッとしたことはありませんか?
気がつかないうちに脱毛症にかかっているかもしれません。
実は今、そんな「脱毛症」を気にする女性が急増しています。
「脱毛症」は様々な原因によって引き起こされますが、最大の原因はストレスです。
ストレスには、育児や家事、それに、仕事や人間関係など実に多くの要因があります。
そんなストレスが溜まってくると、まず、自律神経に影響します。
自律神経でコントロールされている体のあらゆる器官や臓器が乱れてバランスを崩し髪の毛の原料とされる「血液」に影響します。
すると、髪の毛が製造される「毛母細胞」に運ばれる栄養分が減少し「毛乳頭」の活動が弱まります。
通常は健康な身体では髪が抜けても3ヶ月ほどで生えてきますが、身体機能が落ちると新しい毛髪が再生される周期(ヘアサイクル)が乱れて、しだいに髪が細くなり、太くなる前に抜けてしまうといった現象が起こります。
生活習慣の乱れによる抜け毛・薄毛!
「脱毛症」はストレスのほかに、生活習慣の乱れが原因によるものがあります。
日本人には不向きな食の欧米化により、野菜は摂らずに肉食が中心になることにより、頭皮が脂っぽくなり毛穴を詰まらせたり、睡眠不足やタバコ、パーマやカラーリングといった頭皮に与える悪い刺激、そしてダイエットによる栄養不足などなど。
こういった生活習慣の乱れがヘアサイクルを狂わせ、やがて脱毛症に繋がるといわれています。
更年期の前後に起こる髪質の低下
一般の日本人女性は、40代後半から50代前半のいわゆる更年期に閉経を迎えますが、そのときにホルモンバランスが一時的に崩れ、男性ホルモンが優位に立つことがあります。
男性ホルモンは薄毛を促がす性質があるので、この時期に薄毛が目立ってきて悩む女性が多くいます。