セロトニンの分泌低下が抜け毛を招く
抜け毛の原因の一つに「ストレス」が大きくかかわっていることはよく知られていますね。
ストレスが溜まると血行が悪くなり、毛根への栄養が滞りがちになり抜け毛につながると言われています。
そのストレスですが、体内ではどのような状態になっているのでしょうか。
「ストレスが溜まる」とはよくいわれている言葉ですが、脳の中ではある物質が大きく関わっているのです。
そのある物質と言うのが「セロトニン」です。
セロトニンは、自律神経やホルモンのバランスを
整えて精神を安定させる働きがあります。
うつ病に陥る人はセロトニンの分泌が不足している
と言われるのはこうした理由があるからです。
したがって毛根への栄養補給にはストレスを溜めない
ことが重要であり、日頃から生活習慣に気をつけて
セロトニンの分泌を活性化してやらなければなりません。
セロトニンの分泌を活性化させる方法
セロトニンの分泌を活性化させるには以下の方法があります。
朝日を浴びる
朝日を浴びることで体内時計をリセットさせて
セロトニンの分泌にスイッチが入ります。
よく「冬型うつ病」といって雪の深い地域で
うつ病が発症されることがあります。
これは冬に日光を浴びることが少なくなるためにセロトニンの
分泌が減少することで起こる現象と言われています。
軽い運動を日課にする
ウォーキングやジョギングなど軽い運動をすることで
セロトニンの分泌が活性化されます。
毎日30分前後の軽い運動を日課にすると良いでしょう。
またストレスは質の良い睡眠により解消されることもわかっています。
日中の軽い運動が質の良い睡眠を促してくれます。