朝シャンが引き起こす髪への悪影響
仕事から帰って疲れていたり、できるだけシャンプー後の綺麗な状態で人に会いたいなどの理由で朝にシャンプーする人がいますが、様々な観点からあまりいいことではないようです。
しかし綺麗に洗えば朝のシャンプーでも問題ないのでは?と思い込んでいる人も少なくありません。
ところがいくら朝正しいシャンプー法をしたとしてもよくないんだそうです。
朝シャンプーすることで起こりうる現象とその理由とは何でしょうか?
抜け毛、カユミ、ニオイを引き起こす
人は睡眠中にあらゆる部分がリセットされて次の段階に備えていることは知られていますが、頭皮も同じことで、睡眠中に頭皮をリセットさせるためには毛穴に汚れや皮脂が詰まっていては正常に行われません。
頭皮も呼吸をしたり細胞の生まれ変わりが繰り返されているのです。
さらに汚れた状態で寝てしまうと雑菌が繁殖するのに
適した状態になってしまうので頭皮に悪影響を及ぼします。
したがって1日の頭皮の汚れはその日のうちに取り除いておくことが重要です。
髪の生えてくるのをを阻害する
髪はAM3:00〜AM9:00に生えてくると言われています。
そのようなときにシャンプーをすると、生えてくるために開いた毛穴に
シャンプー剤が入り込んでしまい、よくすすいだとしても残ってしまうそうです。
髪は毛根の細胞が分裂することで生えてきます。
そのようなときにシャンプー剤を使用することで細胞分裂が阻害されてしまうとのこと。
紫外線により頭皮が痛みやすくなる
皮脂が髪に悪いとばかりにシャンプーできれいさっぱり落としてしまわないと
いけないと思い込んでいる人が多いですが、皮脂は頭皮を紫外線などの
外敵から守るためのバリアの役目も担っているのです。
朝にシャンプーすることで皮脂がまったくなくなった状態で紫外線に当たると
頭皮のダメージは計り知れないものになってしまうのです。
朝シャンプーをすることが良くない理由がお分かりいただけたと思いますが、
将来も美しい髪を維持するためにも生活習慣の一部として
夜寝る前にシャンプーしておくことをお勧めします。