女性に見られる薄毛の種類

女性 薄毛 種類

女性に見られる薄毛の種類

一般的に脱毛症といえば、円形脱毛症や脂漏性脱毛症があげられますが、女性の場合はどのような脱毛症があるのか解説します。

びまん性脱毛症の特徴

脱毛部分の境界がはっきりせず、まばらになって全体に抜けていくたタイプ。
女性は全体にボリュームが減り、頭頂部や髪の分け目が薄く見えます。
男性型脱毛症とは違い、生活習慣の見直しなどで豊かな髪を取り戻す可能性が高く、びまん性脱毛症の方が改善しやすい傾向があります。

 

円形脱毛症の特徴

ある日突然10円ほどの大きさでまとめてごっそり抜けるタイプ。
多くは放っておいても治りますが、まれに悪化する場合があります。

 

分娩後脱毛症

妊娠後期には女性ホルモンが増加するため、抜け毛が減少します。
妊娠中、お腹の子供に栄養を取られ、女性ホルモンによって成長期を維持してきた髪が、出産後一気に休止期に入ってしまうために、抜け毛が増えて髪が薄くなります。
出産後にはしばらくすればホルモンバランスが元通りになるため、抜け毛の量は通常1年以内に元に戻ります。
ただし、高齢出産などで体力の回復が遅い場合は自然回復しにくいようです。

 

けん引性脱毛症

女性に多いのが、ポニーテールなどきつく髪をしばることを長期間続けていたことによる抜け毛です。頭皮の決まった部分に負担がかかって、そこだけ髪が薄くなります。このような脱毛症を防ぐには負担のかかる位置をこまめに変えて変化をつけることです。

 

あなたの髪の状態をセルフチェック

 

あなたの髪の状態が今どのようになっているかチェックしてみましょう。

 

1) 最近髪がパサついてまとまらない。

2) 頭皮がピーンと張ったような状態で指でマーサージしても硬くて動きにくい。

3) 枕に付いた抜け毛の量が増えた。

4) シャンプーをすると排水溝にたくさんの抜け毛が溜まる。

5) ドライヤーをかけたり、スタイリングしたりすると抜け毛がたくさん落ちるようになった。

6) ブラシに髪が絡むようになり、櫛通りが悪くなった。

7) 抜け毛に細くてひょろっとした抜け毛が多い。

8) 直毛だったのが最近、クセ毛が増えたような気がする。

 

いかがでしょうか。
1つでも当てはまれば注意が必要です。
直ちにケアを考えたほうが良いでしょう。