くしが髪に絡むようになる要因とは
若いころはツヤとハリのある髪が自慢だったのに、30代、40代と年齢を重ねていくうちにツヤとハリは何処へやら・・・
気が付いたらロングヘアーに無理が出てきて、ショートヘアーに変更せざるをえない女性って多いのではないでしょうか。
こうなると困るのがくし通りの悪さです。髪が絡んでしまい、若いころのようにスーとくしが髪の中を滑る感じが無くなっていますよね。
これは髪が傷んでいる証拠なんです。これが薄毛の兆候になると言えないこともないですが、あまり深刻に考えることもないでしょう。
若いころは髪にも水分が多く含まれていて、髪の表面にある「キューティクル」も綺麗に整い髪表面を覆っています。
ところが加齢や生活習慣の乱れ、パーマやヘアカラーなど、様々な容認でキューティクルが剥がれおちたり立ち上がってしまったりして髪の表面が「ヤスリ」のような状態になってしまうのです。
くしが髪に絡むのはこれが原因です。ということはキューティクルを元のきれいな状態に戻せばくしが髪に絡みにくくなるということです。
そこで考えられるのが、ブラッシング、シャンプーやリンス、トリートメントによる髪のケアです。特に薄毛が気になるという方には日頃から髪のケアを怠ることなくしましょう。
シャンプー前にはブラッシングをして頭皮の汚れを取るんですが、質の悪いブラシだとブラッシングをしている時に静電気を帯びて髪がまとわりつくことがあります。
したがって質の高いブラシを使うのが良いでしょう。猪の毛でできたブラシなら静電気を帯びることなくスムーズにブラッシングができるのでお勧めです。
シャンプーは石油系だったりシリコンで髪をコーティングする仕様だと髪を傷めてしまうので、アミノ酸シャンプーがお勧めです。
アミノ酸シャンプーなら天然成分でできているので髪が元の自然な状態に戻るだけでなくキューティクルも整いやすくなるのでくしが絡みにくくなります。
ただしシャンプーする時にはあまりゴシゴシ洗わないこと。リンスやトリートメントも手ぐしで絡みを摂るような感じで行いましょう。絡んでしまった時は無理に引っ張らないで、面倒でも丁寧にほぐしてあげましょう。
タオルドライは決して髪を擦るような動作はしてはいけません。優しく押さえる感じがベストです。
ドライヤーで乾かす時には、できるだけ髪をゆすったり踊らせたりしないようにしましょう。